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売ってはいけない肉
情報サイド - ニュース・市民の視点
2010年 5月 12日(水曜日) 12:14
またまた食肉の偽装事件が起こりました。
メールニュース97の「口蹄疫と犬肉」でも指摘したように、食肉には常にリスクが付きまとい、今後も多くの問題が消費者を襲うと指摘しましたが、早くも表面化しました。
製造や販売をするメーカー側のモラルが低下すると、その被害はただ単に何も知らない消費者に表れます。

加工などしてしまえば、それが何肉かなど消費者に分かるはずもありません。
今回のことも氷山の一角に過ぎないでしょうし、肉を好む消費者はどんな肉で、何の肉を食べさせられているか分からないといった現状は今後も増す可能性が高いです。

しかし、消費者のほとんどは、何ら疑問も持たず、深いことも一切考えず、栄養があり健康だと勘違いをして今日もお肉を貪ります。
でもそれはいずれ確実に体調不良となって自分自身に返ってくることです。

「目先の欲」と「未来の健康」とを冷静に秤にかけ、選択できる大人が減っています。
当然子ども達はそんな大人を真似ながら大きくなって行きます。
このような層でのネガティブスパイラルは、こうして一生続くのでしょうか?
一体誰のために、何のために、このような偽装食品を食べなければいけないのでしょうか?

今回の事件を大したことはないと、軽く見ない方が良いと思います。
次もまたどこかで消費者が食品被害を受ける事件が必ず起こります。
そうなる前に意識を持つためにも、以下の新聞記事の内容を忘れないないで下さい。

神奈川を拠点とする生活協同組合「コープかながわ」のハーモス荏田店(横浜市青葉区)が、本来なら処分する生のトンカツの売れ残りを冷凍保存した上で、カツ重に調理し、原材料名なども表示しないまま販売していたことが分かった。

同店は購入者から「味がおかしい」と苦情を受けた後、保健所にカツ重に転用して再販売したことを隠して報告しており、保健所は食品衛生法に違反する疑いがあるとして調査を始めた。

コープかながわは、静岡や山梨県も含め計152店舗を支える「ユーコープ事業連合」(同市港北区)の会員組織。
ユーコープによると、同店は今年3月28日、全店共通のセールの目玉として国産豚を使ったロースカツ約1100枚を仕入れ、1枚198円で販売。カツはパン粉をまぶした冷蔵の生肉で、消費期限は当日限りとされていた。

内規では、売れ残りは品質が保てない恐れがあることから、すべて廃棄する決まりだったが、同店は売れ残った約330枚の生肉をすべて冷凍保存し、4月24日までにカツ重に調理して1個498円で販売。
この日、2個を購入した同市内の夫婦から「酸っぱい味がして、吐き出した」と店に苦情があった。

同店には約330枚のうち約80枚しか残っておらず、約250枚がカツ重として販売されたとみられる。
店の担当者は「大量に売れ残り、もったいないと思った」と説明したという。
また、販売の際、食品衛生法で義務づけられた原材料名なども、パックに表示していなかった。

ユーコープによると、苦情のあった商品を検査したところ、健康に被害が出るような問題は見つからなかったが、肉質が劣化していたという。
同店は4月26日、保健所に苦情内容を報告。
その際、カツ重への転用や消費期限には触れなかった上、納入時は冷蔵の生肉だったにもかかわらず、「冷凍の状態で店に納入されたカツを調理した」と虚偽の説明をしていた。

ユーコープ広報課は「まだ調査中なので、きちんと報告しなかっただけ」と説明している。一方で、保健所は「店側の報告内容は事実の隠蔽(いんぺい)にあたる。当事者から事情を聞いて、事実関係を明らかにする」として
いる。

読売新聞 2010年5月7日
 
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