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シリーズ米5
情報サイド - 解説
2009年 8月 18日(火曜日) 14:25

新たな発見で進化する農法
日本一安全で美味しいお米

冬期湛水をすると地表にトロトロ層が発生し、生物調査をするとイトミミズが1000万匹もいる事が分かりました。

しかし大半の農家の人々は、今でもイトミミズが田んぼにいるとは思っていません。しかも数千万匹もいるなんて予想すらしていません。

イトミミズの排泄物は年間15トン以上にもなり、これが雑草の種子の上を覆って雑草の発生を抑えていたのです。除草剤不要のメカニズムは、田んぼ本来の生きものの活動によって生まれたのです。  また耕さない田んぼの水は浄化機能としても優れています。

水道の浄水法に緩速濾過方式があります。200年前に英国で発明された手法ですが、浄水池でゆっくり水を濾過する際に、浄水池の表面にメロシラと言う珪藻(ケイソウ)が発生します。

メロシラは水中で光合成をして酸素を吐き出し、その酸素によって微生物や土壌生物のバイオマスを形成します。有害物質や有害菌は、この生物層がみんな食べて、水を綺麗にします。

この方式を、緩速濾過、若しくは生物濾過と言われ、耕さない水田のメカニズムは、緩速濾過の浄水場と全く同じメカニズムだと判明したのです。

浄水能力は、ラフな計算ですが、稲作をするには10aで約4ヶ月で1800トンの水が必要だと言われています。残りの8ヶ月に水を張れば、約5000トンの水が使われます。

これが緩速濾過機能で綺麗になるとすると、お米の収量は約500kgですから、お米を毎日10kg食べる家庭は、毎月100トンの水を浄化している事になります。

1ha当たり、50000トンの浄化量は、水田面積が国土の7%もありますので、たちまち河川湖沼の水は、綺麗になる量でなのです。

これを遮っているのは取水権なのです。  つづく

 
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