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塩の摂り過ぎが高血圧になるは嘘 パート2
当時は高血圧の治療において、1日10グラムの減塩食が指導されていたそうです。しかし、効果がまったくなかったので、1日5グラムと言う厳しい減塩食にしました。それでも有効性は確認できなかったと言います。さらに1日2~3グラムにしても血圧が下がらないと言う結果でした。
この臨床経験で分かった事は、100人の内、せいぜい2~3人が血圧に変化があり、塩分を摂っても、血圧が上がらない人の方が圧倒的に多いと言う事でした。
現在でも研究は続いているようですが、高血圧になった人の7割から9割の人は、塩を減らしても高血圧は改善されないようです。
青木先生の説を裏付ける発表が1988年、食塩摂取量と血圧の関係を明らかにした国際的な調査「インターソルト・スタディ」でなされました。
これは32ヶ国の52のセンターで、約1万人を対象に、食塩摂取量と血圧との関係を調べた大規模調査です。その結果は驚くべきものでした。未開の4センターを除く、48のセンターにおいて、食塩の摂取量と高血圧症の間に、直接的な関係は何もなかったのです。
結果から見えてくる事は、高血圧は生活習慣や食生活全般に問題があるのであって、塩だけのせいにするには無理がある、と言う事でした。
青木先生の心配は、塩を制限する必要の無い人までもが、むやみやたらと減塩し「塩抜き」にされてしまう事です。
青木氏は、「塩は元気の源」と位置づけ、「塩のもう一ついい所は、余分な塩は体内にとどまる事無く、汗や尿になって水と共に体外に排出される事」と「逆転の健康読本」で述べています。
そして減塩信仰は、塩無しによって新たな病気を生み出していると言い切っています。
つづく