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社長に相応しい筆跡とは
筆跡を変えると性格が変わる!?
「運」とは「因果の法則」の別名
人には運・不運があると言われる。確かに自分では自由にならない「外因」はあるが、多くは行動の積み重ねが人生を左右している。行動は選択できるのでこれを「真因」と考えるべきだろう。つまり次の図式になる。
運・不運・→行動の積み重ね→行動傾向(性格)
このように理解すると、日頃の何気ない行動の大切さがわかる。そこで、自分の日頃の行動を、文字(筆跡)を変える事で変えると言うメソッドが活用できる。
「不運型」の筆跡を変える
図Aは「不運型」の筆跡である。事実、この方は中堅企業の2代目だったが、気が弱く、自己中心的な性格だった。そのためもあり、50代で先代からの事業を倒産させた。
偏とつくりの間(開空間)が狭く、他人の意見を聞けない性質が表れている。「木へん」が左に、最終画が右に突出している。これは才気や熱意はあるが、ヒステリー的な自己中心性がある事を示している。しかし、その後Bの筆跡に変えて融通性のある性格となり、再起を果たした。Cの方は文字を見れば見当がつくように、極めて真面目な技術系の社長である。それだけに部下に対し厳し過ぎ、人が居なかった。この方には「開空間」を広く書いて包容力を身につけるよう助言した。今の文字がD。余裕が出て上手く言っているとの事である。
筆跡を変えるのなら一箇所程度に
社長に相応しい筆跡を図Eで説明しよう。第一は「木へん」の頭部の突出である。この部分が長い人は、自ら道を切り開く気概がある。もちろん「大」や「木」など同じ形の文字すべてに通じる。第2は「ハネの強さ」である。これは「粘り強さ」に通じる。そして、第3は「開空間の広さ」これは「包容力」である。
しかし、開空間が狭いからと言って悲観するには及ばない。狭い人は自分の考えややり方に固執する傾向はあるが、その上で努力家なら名人芸と言われるような独創力を発揮する可能性を持っている。
要は、特長はそのまま生かし、一つぐらいを矯正する事が望ましい。
日本筆跡心理学協会・会長 筆跡鑑定人 根本 寛