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シリーズ塩11
情報サイド - 解説
2009年 11月 24日(火曜日) 14:16

減塩すると短命になる!?

出前のダールの調査に感化されて、日本全国が減塩運動に取り組んだのは1960年代からです。その頃から日本人の塩摂取量が大幅に減りました。

塩を減らせば、高血圧症が減り、高血圧の合併症である動脈硬化、脳出血、心筋梗塞などの生活習慣病が減るんだと言われ、まじめな日本人は一生懸命減塩食を食べるようになりました。

さぞかし高血圧は減ったことでしょう、と思いきや、残念ながら高血圧はまったく減っていません。減るどころか逆に増えています? 今では、高血圧患者は3300万人を超え、成人の3人に1人が高血圧です。もちろん動脈硬化や脳出血、心筋梗塞もちっとも減っていません。つまり「減塩運動の成果」は表れていないのです。

よく岩塩がいいとか、外国の例を日本に当てはめる事がありますが、これはあまり参考になりません。それはあくまで外国人の話です。

ブラジルに住むヤノマモ族には高血圧が少ないです。この民族は塩を知らないのですが、こんな例をとって「減塩は身体にいい」と減塩の根拠にしました。

長年培われてきたDNAと言うものが人間にはあります。その土地々や風土に合った身体にできています。塩をとる事に馴れている日本人が、にわかにブラジルのヤノマモ族のマネをした所で健康は維持できるはずがありません。

近年、塩を制限する事で、寿命が短くなっていると言う報告もなされています。
イギリスの医学誌「ランセット」にも「食塩の摂取量と死亡率の関係」の論文が発表されています。

男性、女性を食塩摂取量の少ない順に4つのグループに分け、死亡率を調べると、食塩摂取量の多いグループの死亡率が最も低く、食塩摂取量の少ないグループの死亡率が最も高かったと言う驚きの結果がでたのです。

あまり減塩話に惑わされないほうがいいようです。市販の塩化ナトリウムが多い化学塩はよくありませんが、自然海塩は取るべきです。間違った減塩は寿命が縮む元かも知れません。

 
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